基本プレイが無料で、いくつものプラットフォームで楽しめることで人気となっている「フォートナイト（Fortnite）」、2017年にリリースされて以来、世界的に人気となっています。そんなフォートナイトの人口は2017年から伸び続け、総ユーザー数は5億人を超えているとも言われています。今回はフォートナイト人口が減っているという噂やつまらないと言われる理由、今後の期待についてご紹介します。
フォートナイト人口は減少中？
前世界のフォートナイトプレイヤー人口は、2017年にリリースされてその年は約3,000万人、2018年は約7,800万人、2019年は約1億2,500万人、2020年は約3億5,000万人、2021年は約2億7,000万人、2022年は約2億5,000万人、2023年は約2億4,200万人、2024年は約2億6,900万人となっています。全世界のプレイヤー人口の推移を見ると、リリースされてから伸び続け2020年に全盛期を迎え、そこから少し減少傾向にありましたが2023年以降また増えていることが分かります。
アジア全体と日本のプレイヤー人口
アジア全多のプレイヤー人口は、2018年が約1,500万人、2019年が約2,000万人、2020年が約3,000万人、2021年が約4,000万人、2022年が約4,500万人、2023年が約5,500万人、2024年が約6,000万人となっており、アジア圏での人口はリリース以来、今も伸び続けていることが分かります。日本のプレイヤー人口は2018年が約300万人、2019年が約400万人、2020年が約500万人、2021年が約550万人、2022年が約530万人、2023年が約520万人、2024年が約510万人となっており、2021年のコロナ禍以降は減少傾向にあるようです。
フォートナイトがつまらないと言われる理由
全世界では若干の回復傾向、アジア全体では今も上昇傾向のフォートナイトですが、日本では減少傾向となっているフォートナイト。ここからはフォートナイトがつまらないと言われる理由をご紹介します。
新規プレイヤーが楽しめない環境
1つ目の理由として挙げられているのが、新規プレイヤーが楽しめない環境になっているということです。友達と楽しみたくてSwitchでフォートナイトを始めた場合に最初に当たる壁がスペック依存でしょう。色んなプラットフォームで楽しめるのはフォートナイトの強みですが、ある程度のプラットフォームにある程度のスペックを積んでおかないと重くなってしまいます。結果として新規で始めるプレイヤー（ライトプレイヤー）はスペックが追いつかず勝てずに挫折していってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
エンジョイ勢も楽しめない？
2つ目の理由としてエンジョイ勢でも楽しめない？環境になっていることです。これまでのフォートナイトであればプレステでプレイしても問題なく楽しめる環境となっていました。しかし、現在はPCプレイヤーでないとスペックが追いつかず、対戦する相手もPCプレイヤーの廃人クラスがごろごろいる中で戦っていかなくてはいけません。単にフォートナイトの世界を楽しみたい人がプロまがいの動きをする人たちに一方的にキルされる的になるような環境もつまらないと言われる原因になっているようでした。
武器や環境の調整が雑
3つ目の理由として挙げられているのが武器や環境の調整が雑だということです。新しいシーズン新しいチャプターが登場するたびに話題となっていたフォートナイトですが、現在ではその調整も雑になっており、新しいシーズンで登場したショットガンやアイテムは全くと言っていいほど使い物にならなくなり、新シーズンなのに目新しい変化ポイントがほぼ無くなるという流れを繰り返しているのだといいます。新しいランドマークに新しい武器が出るからと言ってそこに向かう人はほとんどおらず、近くで手に入る武器で十分にやれてしまうのですから新しいシーズンやチャプターの意味さえ考えてしまいます。
APEXの方が面白い
最後にAPEXの存在です。全盛期であれば相手にもならなかったAPEXですが、現在では日本ではAPEXの方がより人気が高くなっています。小中学生の子供達に聞いてもフォートナイトをしている子供よりAPEXを楽しんでいる子供達が圧倒的に多いことがわかっています。同じバトルロイヤルのゲームでもストーリーを含めて圧倒的にAPEXが面白いと子供らがいうのですからそういった率直な感想をしっかりと受け止めて対処していればオワコンしなかったのかもしれません。
フォートナイトへの今後の期待
ここまでフォートナイトがつまらないと言われる理由をご紹介しましたが、フォートナイトへの今後の期待も多くあります。それがクリエイターの相互運用やメタバースプラットフォームとしての進化、そしてeスポーツシーンの更なる盛り上がりと言ったものです。中でもメタバースプラットフォームとしての進化は大きな期待が持たれており、Fortniteの提供する高品質アセット（3Dモデルや機能）を利用できるため、0からメタバースを作るよりも高速で高品質なメタバース・ゲームを作ることが可能になります。熊本県は熊本を舞台にしたステージ「くまモン島」を公開したり、札幌市は札幌の農業の魅力を発信するために、農場経営を体験できる新しいゲーム・メタバース「FARM TYCOON by SAPPORO」をリリースしたりしていることも知られています。
まとめ
今回はフォートナイト人口が減っているという噂やつまらないと言われる理由、今後の期待についてご紹介しました。t全世界的にみると現在は回復傾向にあるようでしたが日本ではコロナ以降減少傾向が続いているようでした。しかし、フォートナイトにはメタバースプラットフォームなどの今後の期待も多くあるようで、今後、どういった展開を見せてくれるのか注目していく必要がありそうです。
