フォートナイトの競技シーンにおいて「最強」を決めることは非常に困難です。 しかし、長い期間にわたって安定した成績を残し続け、誰もが認める実力を持ったプレイヤーは確かに存在します。ここでは、北米(NA)や欧州(EU)といった激戦区で輝かしい実績を残し、フォートナイト世界一やパワーランキング(PR)、獲得賞金ランキングなどのプレイヤーたちを厳選しました。
Peterbot(ピーターボット)
今、世界で最も恐れられているプレイヤーといえば、間違いなくPeterbotの名前が挙がるでしょう。北米地域を拠点とする彼は、その圧倒的な「エイム力」と「対面力」で知られています。彼のプレイスタイルは、とにかく攻撃的で敵を見つけたら瞬時に距離を詰め、建築編集とショットガンのコンボで相手を粉砕します。
特に2024年のFNCS Global Championship(世界大会)でのパフォーマンスは圧巻でした。相方のPolloと共に、並み居る強豪たちを薙ぎ倒して優勝を果たし、名実ともにフォートナイト世界一の称号を手にしました。
TaySon(テイソン)
フォートナイト競技界で最もレベルが高いと言われる欧州(EU)サーバー。その地獄のような激戦区で、なんと5回以上ものFNCS優勝経験を持つリビングレジェンドがTaySonです。彼は「キング・オブ・EU」や「皇帝」と呼ばれ、長年にわたってトップに君臨し続けています。
TaySonの凄さは、どんなメタ(環境)にも適応し、どんなチームメイトと組んでも勝てるという「柔軟性」と「IGL」としての能力の高さにあります。チャプター2の時代からゲームの仕様がどれだけ変わろうとも、彼は常に最適解を見つけ出し、優勝争いに絡んできました。
Mero(メロ)コントローラー最強の男
パッド(ゲームコントローラー)プレイヤーの希望の星であり、世界最高のパッド使いとして知られるのがMeroです。北米を拠点に活動し、これまでに何度もFNCSを制覇してきました。キーボード&マウス勢が有利とされる建築編集においても全く引けを取らず、むしろパッド特有のエイムアシストを最大限に活かした近距離戦闘では無類の強さを発揮します。
Meroの特徴は、無駄のない動きと冷静沈着な判断力です。かつてはCooperと組み、2023年の世界大会(FNCS Global Championship)で見事に優勝を果たしました。
Bugha(ブーガ)初代ワールドカップ王者
フォートナイトを知らない人でも、Bughaの名前は聞いたことがあるかもしれません。2019年に開催された「Fortnite World Cup」ソロ部門において、2位以下に圧倒的な大差をつけて優勝し、当時16歳で約3億円の賞金を獲得しフォートナイト世界一となった伝説のプレイヤーです。
多くのプレイヤーがタイトル獲得後にモチベーションを失ったり、環境の変化についていけずに引退したりする中で、Bughaは依然としてトッププロとして活躍し続けています。 FNCSでの優勝経験も複数回あり(なんとワールドカップから2年後のFNCSでトリオ優勝)その実力がまぐれではなかったことを証明し続けています。
EpikWhale(エピックホエール)
「世界で最も稼いだフォートナイトプレイヤー」のランキングで常にトップ層にいるのがEpikWhaleです。かつてはNA西サーバーの絶対王者として君臨し、コントローラーとキーボード&マウスの両方を高レベルで使いこなす器用さを持っています。
彼の強みは、その圧倒的な安定感です。 大会の予選から決勝に至るまで、大きく崩れることがほとんどありません。 ソロ、デュオ、トリオ、スクワッドとどのモードでも結果を残せる適応力があり、さらには建築なしの「ゼロビルド」大会でも優勝するなどゲームセンスの塊のような選手です。
Cooper(クーパー)新世代の覇者
前述のMeroと組み、2023年の世界大会を制したことで一躍トップスターの仲間入りを果たしたのがCooperです。彼はそれまで無名に近い存在でしたが、Meroという最高のパートナーを得て才能が開花しました。しかし、単なる「Meroの相方」ではありません。その後の大会でも素晴らしい成績を残し続け、個人の実力が世界トップクラスであることを証明しています。
Cooperの持ち味は、チームを支えるサポート力と、ここぞという時の爆発力。そして地味な作業を完璧にこなしつつ、最終局面では驚異的なキル能力を発揮してビクトリーロイヤルをもぎ取ります。
Pollo(ポロ)メカニクスの神
2024年の世界王者であるPeterbotのパートナーを務めたPolloもまた、世界最強の一角です。Peterbotが攻撃の矛なら、Polloは鉄壁の盾であり、同時に鋭い刃でもあります。彼の建築・編集のスピードと正確さ(メカニクス)は世界でも指折りで、どんなに不利な状況でも一瞬で有利なポジションを取り返す技術を持っています。
特に高所(ハイグラウンド)を取り返す「リテイク」の技術は芸術的です。敵の視界から消えるような速さで建築を展開し、上から強烈なショットガンの一撃を浴びせます。
Kami & Setty(カミ アンド セッティ)
個人のランキングという趣旨からは少し外れますが、デュオとしての完成度で世界一と言われるのが、ポーランド出身のKamiとSettyのコンビです。彼らは「High Ground(高所)」を確保してからの耐久戦において、右に出る者がいません。
多くのプレイヤーがキルポイントを稼ぐために好戦的な動きをする中、KamiとSettyは徹底して「生き残ること」を優先します。マップ上の有利なポジションを熟知しており、誰よりも早く移動し、鉄壁の拠点を築きます。 2022年のFNCS Invitational(世界大会)での優勝をはじめ、数々の大会で上位入賞を果たしてきました。
Cold(コールド)影の支配者
トッププレイヤーたちが「一緒に組みたいプレイヤー」として名前を挙げることが多いのがColdです。彼はAcornなどと組み、NAの大会で驚異的な安定感を誇ってきました。派手なクリップ(動画)になるようなプレイは少ないかもしれませんが、彼の真価はそのカバー能力にあります。
味方がダウンしそうな瞬間に建築で守り、回復の時間を稼ぎ、カウンターで敵を倒す。その判断の速さは人間離れしています。
まとめ
以上、フォートナイトの歴史と現在を彩る世界一強いプレイヤーたちを紹介しました。 ランキング形式で紹介しましたが、彼らの実力は拮抗しており、その日の調子や安置(ストーム)の運によって勝敗は容易に入れ替わります。フォートナイトの競技シーンは今も進化を続けています。 次回のFNCSや世界大会では、この記事で紹介した彼らを倒す、無名のニューヒーローが誕生するかもしれませんね。









