この記事では、人気ゲームフォートナイトのペアレンタルコントロールについて解説します。「フォートナイト」は、子どもから大人まで多くのユーザーに遊ばれ人気のゲームです。1億2,500万人以上のプレイヤーがいるオンラインゲームで、特にお子さんが何をしていて、どんなゲームか気になる保護者も多いのではないでしょうか。今回はそんな保護者向けにフォートナイトでの危険なリスクを低減するペアレンタルコントロールについてご紹介します。
フォートナイトとは
『フォートナイト(Fortnite)』は、EpicGamesが配信しているオンラインゲームです。また、スマホからもアプリをダウンロードすることで、プレイすることが出来ますが、この記事で主にご紹介するのはswitchについてです。フォートナイトはさまざまなプラットフォームに対応しているので「この機種でないと遊べない」という制限が少ないこともあり、離れた友達とも遊べるというのもこのゲームの魅力です。
さまざまなモードでプレイできる
クラフト要素のあるサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)です。PvEアクションやバトルロイヤル、サンドボックス、レースゲーム、リズムゲームといった異なるゲームジャンルのゲームモードがあり、特に子ども達から大人気となっているゲームです。これだけのモードで遊べるにもかかわらず、フォートナイトは基本的に無料で、定期的なアップデートにより、新武器・新マップ・コラボイベント(映画、アニメ、アーティストなど)が次々に追加されます。
バトルロイヤル形式の対戦ゲーム
フォートナイトで最も有名なのが「バトルロイヤル」モードです。最大100人のプレイヤーが無人島に降下し、最後の1人(または1チーム)になるまで戦います。武器やアイテムはフィールド上で集める必要があり、毎回展開が変わるため運と実力の両方が問われます。さらに安全エリアが徐々に狭まる仕組みにより、隠れているだけでは勝てず、立ち回りや判断力が重要になります。
建築要素がある
フォートナイト最大の特徴が「建築」です。木材・石・金属などの資材を使い、壁や階段、床をその場で作れます。敵の攻撃を防いだり、高所を取ったりと、撃ち合いだけでなく“空間を作る戦略”が勝敗を左右します。この建築要素により、アクションが苦手でも工夫次第で戦える一方、上級者同士の対戦はスピードと判断力が求められる高度なゲームになります。
フォートナイトに懸念されるリスク
そんな人気ゲームのフォートナイトですが、一部保護者からは心配の声もあるようです。実はFortnite 年齢制限のある機能もあり、子どもが遊ぶには注意したい点がいくつかあるんです。もしこの記事を読んでくださっている方の中で、お子さんがフォートナイトで遊んでいるというご家庭があれば、これからご紹介する懸念点についてよく知っておいてくださいね。
暴力シーン
フォートナイトは銃や爆発物を使って相手を倒すバトルロイヤルゲームであり、暴力表現が含まれます。ただし、流血や残虐描写はなく、倒されたキャラクターは消えるだけという、比較的デフォルメされた表現。刺激は抑えられていますが、繰り返しプレイすることで「撃つ・倒す」という行為に慣れてしまい、暴力への心理的ハードルが下がる可能性は否定できませんね。年齢や性格によって受け止め方が異なるため、年齢制限を意識した配慮が必要でしょう。
依存のリスク
フォートナイトは、1試合が短く設定されています。そのため「もう1回だけ」が続きやすい設計になっているのです。さらに、ランク要素・期間限定イベント・フレンドとの協力プレイなどがあり、やめ時を見失いやすいゲームもあります。自己管理をすることが大切で、長時間プレイによる睡眠不足や学業・仕事への影響、運動不足につながる恐れがあります。
汚い言葉
フォートナイトでは、プレイの中で汚い言葉を覚えてしまうリスクがあるようです。ゲームの中と言ってしまえばそれまでですが、そういった環境に触れることで影響を受けやすい子ども達を守るのも保護者、ハマりすぎて現実にも影響したりする可能性もあることも理解しておく必要があります。ここからはそんなリスクを軽減できる管理機能「ペアレンタルコントロール機能」についてご紹介します。
オンライン交流や課金
フォートナイトは基本無料ですが、スキンやエモートなどの課金要素があります。見た目の差で優劣はありませんが、友達同士の影響で「欲しい」「持っていないと恥ずかしい」と感じ、無断で課金してしまうケースもあるでしょう。また、ボイスチャットやテキストチャットを通じて見知らぬ相手と交流できるため、トラブルに発展することも避けたいですよね。ペアレンタルコントロールを活用し、課金・チャットの制限をかけることが望ましいでしょう。
懸念点は「ペアレンタルコントロール」で解決しよう
ここからはペアレンタルコントロールでできることについてご紹介します。主にペアレンタルコントロールでできることはソーシャルの許可になります。ボイスチャット・テキストチャットの許可・NGワード・フレンド追加にPINコードを要求することができるようになります。その他、購入制限・年齢区分の制限・アカウント接続・プレイ時間の確認など保護者が気になることを多く設定で管理できるというものになります。
ペアレンタルコントロールの設定方法
ここからは、フォートナイトでペアレンタルコントロールを設定する方法をご紹介します。スマホのアプリでも遊べるゲームですが、ユーザー数の多いswitchの設定方法をご紹介していきます。インターネット利用の低年齢化に伴い、子どもを危険なコンテンツや長時間の利用から守り、安全にデジタル機器を使わせるために重要視されているペアレンタルコントロール。子どもがフォートナイトをプレイするのが不安だという保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
EpicGamesアカウントを作成する
まず、利用するにはEpicGamesアカウントを作成する必要があります。Webサイトにアクセスし、新しいアカウントを作成しましょう。お子さんのアカウントがあればそのまま使用することも可能です。保護者が公式サイトでアカウントを作成し、子ども用のアカウントと紐づけることもできますよ。年齢を正しく設定することで、チャット機能や課金制限などが自動的に一部制限されて安心です。利用状況を把握するため、保護者のメールアドレスを登録しておきましょう。
PINを設定する
次にPIN(暗証番号)の設定です。Epicアカウントポータルもしくはフォートナイトゲーム内のペアレンタルコントロールメニューから設定することができ、「1」で設定したアカウントに紐付けたメールを利用し、6桁のPINコードを設定できます。設定変更や制限解除を行う際に必ず必要となるため、子どもに知られないよう厳重に管理しましょう。
必要なペアレンタルコントロール設定をする
設定するには対象アカウントからペアレンタルコントロールに接続、Epicアカウントポータルもしくはフォートナイトゲーム内のペアレンタルコントロールメニューから設定することができ、ソーシャル制限や購入制限・コンテンツ・アクセス権・プレイ時間レポートなど様々な設定をすることができます。すべてを禁止するのではなく、家庭の方針や子どもの年齢に応じて段階的に緩和することも可能ですよ。
まとめ
今回はフォートナイトペアレンタルコントロールでのswitchでの設定方法や暗証番号(PIN)についてご紹介しました。小学生から高校生・成人した大人まで幅広い年齢層が遊んでいるフォートナイト、お子様にそういった環境を与えるだけでなくその保護もしっかりとしていくことが大切です。子どもと一緒に楽しんでいればある程度理解しているでしょうが、興味がなければどんなオンラインゲームなのか気になる方も多いことでしょう。せっかく楽しいゲームなのですからしっかりと使用状況を保護者が管理し、適切に遊べる環境を作ってあげましょう。










